ピチエ・サルペトリエール病院のはたおりアトリエ(2026年9月~10月)

パリのピチエ・サルペトリエール病院の小児精神科病棟で、継続して「はたおりアトリエ」を行っています。子どもたちに毎回大人気のこのアトリエ。今回は2026年9月から10月にかけて、ユニットDucheで活動を行いました。

10月は学生ストの影響で、残念ながらアトリエが3回も中止に。予定より少ない回数となってしまいましたが、今回も子どもたちと楽しい時間を過ごすことができました。


機織りに加えて、初めてのあみぐるみ作りに挑戦!

今回は機織りに加えて、あみぐるみ作りにも挑戦しました。

ひよこやボールやドーナツの形を作り、毛糸で縫い合わせていく作業です。針に毛糸を通したり、細かな部分を縫ったりするのは、子どもたちには少し難しいのではないか……。実は、スタッフも最初はそう心配していました。

ところが、かわいいひよこやドーナツの姿を目にした子どもたちは大喜び!「Kawaii!」と言いながら、みんな夢中になって作り始めました。

最初は難しそうに見えた作業も、やってみると意外なほどスムーズ。ある女の子は、あっという間にコツをつかみ、15分ほどで完成させてしまいました!

ひよこの唇に毛糸を通して、ひっくり返すと、ぷっくりとしたくちばしが出現。さらに、糸を引っ張ると、今度はひよこのお尻がキュッと閉じていきます。そのたびに「ワオー!」と感動する姿が、とても印象的でした。

かぎ針を手にしていた子には、鎖編みにも挑戦してもらい、ブレスレット作りも楽しみました。何度か練習すれば、さらにできることが増えていきそうです。これからは、編み物が好きな子どもたちと、鎖編みやかぎ編みを使ったブレスレット作りなどにも取り組めるかもしれません。


「私たちのアトリエはないの?」と職員さんも大興奮!

完成したひよこたちは、どれもかわいらしく、子どもたちも大満足。そして、夢中になって作る子どもたちの姿に、職員さんたちも大興奮!

「私たちのアトリエはないの?」という声まで上がりました(笑)。

大人が「難しいかもしれない」「まだ無理かもしれない」と思っていても、本人がやってみたいと思えるきっかけがあれば、思いがけない力を発揮することがあります。

今回のあみぐるみ作りは、まさにその大切さを教えてくれる体験となりました。

ちなみに、あみぐるみよりも、いつものはたおりでdoudouやクッションづくりを選んだ子もいました。

これからも、子どもたち一人ひとりの「やってみたい!」という気持ちを大切にしながら、新しい可能性を一緒に発見していきたいと思います。

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