6月15日〜19日、今回は平日の開催となり、場所を笹川財団へと移しての実施となりました。


今回の大きな挑戦:凸凹キッズによるスタッフ体験

今回の大きな目的の一つは、凸凹キッズがスタッフとして接客や運営に携わり、社会体験を積むことでした。
事前に就労支援の専門家・井村良英氏(認定NPO法人「育て上げネット」)さんから「挨拶・ほうれんそう(報連相)・体力」の大切さを学んだり、接客マニュアルなどを用意して練習を重ねました。

初日のチラシ配り

初日には、コスプレをした若者たちと一緒に、近隣のカフェへチラシ配りに出かけました。
最初は声をかけることにかなり抵抗を感じていたのですが、訪問したカフェのスタッフの皆さんは本当に協力的で、「お客さんにも配っていいよ」と快く許可をくださいました。
昼間だったこともあり店内は若いお客さんはあまりいませんでしたが、どの方も真剣に話を聞いて企画を褒めてくださり、コスプレについて質問したり写真を撮ったりと大賑わい。途中、通り過ぎようとしたテラス席のご夫婦から「ぼくたちには説明してくれないの?」と笑顔で呼び止められる一幕もあり。。

地域のフランス人の温かい優しさに触れ、勇気を出して一歩を踏み出す大切さを実感した、気持ちのいいスタートとなりました。

ミニトーク:『源氏物語』から広がる文化交流

水曜日には、特別企画としてミニトークを開催しました。 今回は笹川財団のモレ氏に、名作漫画『あさきゆめみし』を使って、古典文学『源氏物語』についてフランス語での講習をしていただきました。モレ氏の知識の深さに、会場は大いに盛り上がりました。このミニトークを楽しみに来られたペルー人のお客さんは、室内に展示してあった「saori機織り機」にも強い興味を持ったらしく、実際に機織りにも挑戦してくれました。

漫画カフェには、ホッとできる「静かな居場所」だけでなく、日本カルチャーを通じた「積極的な文化交流」を求めて来られる方もいるのだと改めて実感しました。そうした方々のために、その場で日本文化を体験・情報交換できる場を用意しておくのは重要だなと思いました。

猛暑に負けず、立派に接客できました!

事前準備と初日のチラシ配りに続き、若者スタッフは期間中、立派に接客をしてくれました。開催期間中は大変な猛暑となりましたが、そんななか足を運んでくださったお客さんに対し、スタッフは心のこもった丁寧な対応ができました。お客様からもたくさんの温かいお褒めの言葉をいただいたので、大きな自信につながったのではと思っています。

あいにく安全を考慮して4日目は臨時休館としましたが、最終日の片付けまでやり遂げてくれました。

経験を積めば積むほど、凸凹キッズはさらに自信を持って人と接することができるようになると思います。
今回の経験を活かし、次回は仕事の選択肢をさらに広げながら、ますます素敵なおもてなしができるよう企画していきたいです。

次回の開催もどうぞお楽しみに!

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