アンケート調査にご協力くださる皆様へ


この度、このアンケート調査をお願いするに至った動機と調査の目的について説明をさせてください。

これまで長きにわたり、海外日本人学校や補習授業校において、特別な配慮を必要とする子供たちとその保護者が経験された、多くの理不尽な事例に触れてきました。

しかし、残念ながらそのほとんどは、いまだに然るべきところに共有されることなく、当事者家族や個人の課題として埋没させられています。

その行き場のない思い、苦しい状況を少しでも改善できないものかと、細々とではありますが活動を続けてきました。

転機となりましたのは、2022年「在外教育施設における教育の振興に関する法律」が制定されたことです。

これをきっかけに「海外日本人学校特別支援教育ネットワーク」というFBグループを結成し、主にアジア圏とヨーロッパ圏で共通の課題をお持ちの保護者や医療、教育分野の支援者同士で繋がることができました。

グループの活動として、各国の情報共有をしながら、近年、益々活発化したインクルーシブ教育の取り組みや、次期学習指導要領改訂にも盛り込まれている合理的配慮などについても学びながら、これまでの在外教育施設の課題にも照らし、意見交換を重ねてきました。

そしてこの度、皆様へのアンケート調査の結果を元に、現状と課題をまとめ可視化し、「在外教育施設における特別な配慮を必要とする子供たちと保護者支援の充実に向けて」として「要望書」を文部科学省国際教育課へ提出する計画です。

アンケート調査につきましては、過去からの比較も含め、課題の根拠を示したいと考えていますので、在外教育施設に関係された時期から年数が経過していても、当時を振り返ってお答えいただけますと大変ありがたいです。

必須項目以外の質問につきましては、すべてにお答えいただかなくても構いません。

また、質問によりましては、不快な経験を思い起こさせてしまうものが含まれているかもしれません。

ご無理のない範囲でのご協力をどうぞよろしくお願いいたします。

アンケートにつきましては、11月30日をもって回答を締め切らせて頂きます。

尚、収集した個人情報を目的以外に使用することや、個人を特定できる形で公表されることはありません。

最後に、このテーマに関心を寄せ続けてくださっている皆様に心からの感謝を申し上げます。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

海外日本人学校特別支援教育ネットワーク 発起人 三宅 綾

保護者用アンケート
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfu0QzxdSCQBfroaA1jd6MSWTpSlwkqjdYnxqRa_yglhxoXzQ/viewform

教員用アンケート
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSc0kJGV-qK31cS3beovjvVupzml0sDgK1w0ZHDl4KNgk3YE5A/viewform




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