節目ということ

皆様、あけましておめでとうございます。

飛躍の午年、どんな一年になるのでしょうか? 

 お正月というのは、やはり一年の初めということで、大きな節目になっている。新たな年を迎え、気持ちを切り替える方もいるだろう。こういった節目は、人生の中での到達点や、次のステップを考える機会でもあり、アクセントとなっている。

 仕事でもなんでも、将来の見通しがつかないというのはしんどいものである。一般的な子育てであれば、卒業、就職などが節目となり、子育てに疲れても、とりあえず子供が大学に入るまで、成人するまで頑張ろうと心を奮い立たせることもできる。就職や結婚をしたら、もう親をあてにするなと言うこともできるだろう。年齢と共に、体力も気力も落ちてくるし、20年ほどで子育てから解放されるというのは、自然の理にかなっているのかもしれない。

 障害を持つ子供の子育てには、明確なゴールというものがないことが多い。それでも地区の学校や日本の特別支援学校に相当するIMEという施設に通っている間は、進級や卒業、成人(IMEは未成年のための施設)という区切りがある。

 しかしひとたび成人した後の通所施設や滞在型の施設では、もはやはっきりした節目はなく、同じような日々が淡々と続いていくことになる。滞在型施設に預けて後はかかわりをもたないという人もいるかもしれないが、多くの親にとっては、そうはいかない。日々や週末の帰宅時の世話、施設への訪問、服や身の回りの持ち物の確認や補充、後見人として各種手続きをするなど、やることは多い。ここまで頑張れば親業の一区切りという目安がないのだ。

 そういった中では、自分から節目を意識するということが大事だと最近よく考える。特別な日を設けることで、自分の気持ちに変化をつけることができるからだ。これは子育てだけでなく、人生という長いマラソンを走っていくためには必要なことなのだろう。週末の友人との食事や3か月後のコンサートを楽しみに、日々頑張っている方は、皆さんの中にも多いのではないだろうか。

 今25歳の娘が10年後、20年後にどうなっているのかなど思いもつかないので、長期的な節目は考えられないが、とりあえずは娘の誕生日、次は夏のバカンスといった数か月単位の節目や、施設での懇親会、支援員さんとの面談といったルーティンではないイベントを意識してみようと思う。加えて自分だけのちょっとした楽しみを入れると、やる気や活力が湧いてきそうだ。(スケジュール管理はより大変になりそうだが)

 ということで、年始という節目に考えた今年の目標の1つは、小さな節目を積極的に意識していくこと、必要に応じて作っていくことでした。

皆様の新年の抱負はどのようなものですか? 

皆様にとってよき一年となりますように。

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