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でこぽんクラブとは
Qui sommes-nous ?
でこぽんクラブ代表者のご挨拶
Le mot de la présidente
でこぽんクラブの活動について
Les activités
フランスの療育事情 お問い合わせ
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はじめまして。私は広島出身の三児の母です。趣味は動物と遊んだり、絵を描くことです。 89年に東京女子大学文理学部を卒業後、自動車会社研究所に就職しましたが、結婚、出産を経て退職。主人の転職を機に、2002年に渡仏してきました。日本では社宅生活時代にママサークルを作ったり大勢の仲間と楽しく子育てしていたので、渡仏した当時は随分孤独で寂しかったのを覚えています。

特に子どもたちの健康や教育のことでは苦労しました。横浜在住中に息子が広汎性発達障がいと診断されましたが、私たちが渡仏した時には、自閉症やアスペルガー、行動療法のことなど、周りの誰も知りませんでした。言葉の遅れを医師に相談しても、「それは家庭のバイリンガル環境のせい。家ではフランス語だけを話しなさい」と言われます。PMI では日本式の母乳や添い寝などを頭ごなしに非難され、まるで自分が否定されたような悲しい気持ちになりました。そこで親の自分が専門家にならねばならないと思い、通信教育で認定心理士の資格をとりました。

また、息子が日本人特有の難病である脳疾患にかかった際、こちらで有名な医療機関にも関わらず誤診が続き、本当の病名が分かるまで3年も掛かりました。さらに、近所の孤立した日本人母子家族に生死に関わる深刻な問題が起こり、アシスタント・ソシアルやホームドクターに救いを求めましたが取り合ってもらえず悔しい思いをしたこともありました。そんなときにいつも力になってくれたのは、日本人の友人や大使館などの方々でした。

お陰さまで子どもたちはそれらを乗り越え成長することができ、次は自分ができることで日本人社会に恩返しをしようと作ったのが、このでこぽんクラブです。過去の自分のように、異国でお母さんが1人で悩みを抱え込まないために、母国語で安心して相談ができる場を提供し、フランスで一人でも多くの方がつながりそのネットワークを最大限に活用し、私たちの宝ものである子どもたちの将来をみんなで考えていけたらと思っています。